ホスト 裏切り 発覚 ―揺るがぬ誓い【絆 第14話】

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ホスト 裏切り 発覚 ―揺るがぬ誓い:第14話

ホスト 裏切り 発覚と沈黙の夜

店内の空気が変わったのは、売上データの“誤送信”が発覚した瞬間だった。
というのも、それは単なるミスではなかった。
むしろ、誰かが意図的に仕組んだ“操作”だったのだ。

具体的には、国見の売掛――つまり本来彼の成績になるはずの金額が、
なぜか別のホストの“手柄”として計上されていた。
そして、その“仕組み”が、何者かの手によって暴かれたのだ。

つまり、不正は“事実”として立ち上がり、
その場にいた全員が、何かを察した。
それでも誰も口には出さない。――まだ、名前が出ていないからだ。

「俺じゃないよ、国見くん……でも、そうなってたんだよ」

曖昧な言い訳。冷たい視線。
信じていた同僚の一人が、いつの間にか「敵側」にいた。


■ホスト 裏切りと東條の標的化

同じ夜、東條は一部の幹部に呼び出されていた。
形式上は“懇親会”だった。だが、実際には――警告だった。

「最近、お前の動きが目に余る」
「誰を庇ってるんだ? ホストか?……あいつか?」

というのも、東條の動きにはあからさまな“色”があった。
たとえ言葉には出さなくても、
彼が国見を守ろうとしていることは、すでに組織の中でも見抜かれていたのだ。

だからこそ、今夜の“場”が設けられた。
つまり、それは名指しこそされないものの――最終通告に近い圧だった。

それでも、東條は目をそらさなかった。
というより、そらすわけにはいかなかった。
なぜなら、その場から視線を逸らした瞬間に、彼の“立場”が崩れると知っていたからだ。

「裏切りがあろうと、守るべき奴がいる。俺のルールは、俺が決める」
そう心でつぶやきながら、盃に手を伸ばした。


■ホスト 裏切りに立ち向かう者たち

ロッカーの扉を閉めた国見は、しばらく動けなかった。
信用、仲間、実績。
すべてが誰かの“都合”で書き換えられていたことが、何よりも苦しかった。

だがその背中を、誰かが見ている。
東條は静かに動き始めていた。


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