
ホスト 独立 資金調達 独立を決意した昇太と龍斗は、夢を現実に変えるために動き出す。
ホスト 独立 資金調達の壁「1000万──最低でも、それくらいは必要だろうな」
昇太が唸るようにそう言った。
内装、設備、人材採用、広告、ライセンス取得──つまり、ホストクラブを一軒立ち上げるには、思った以上に金がかかる。
「売上ナンバー1・2でも、開業資金となると話は別か……」
龍斗も資料をめくりながら、それでも苦笑する。
だがしかし、ここまで来て引き返すつもりはなかった。むしろ、借金すら“覚悟の証明”と捉えるしかない。
ヒロの紹介者──金融会社との対面
「紹介する。ただし、条件は一つ。“逃げるな”ってことだ」
ヒロに連れられて、兄弟はとある金融会社の男と会う。
柔らかな口調とは裏腹に、その目には、明らかに“計算と警戒”が混在していた。
「ホストが独立?……確かによくある話だ。だが、返済はビジネス。甘えは通用しない」
それでもなお、二人は引かなかった。
むしろ、借りることよりも──「返すこと」に覚悟を決めたのだった
信用と条件──支援者との交渉
ヒロが連れてきた金融業の男は、物腰こそ柔らかい。
しかしながら、その目は鋭く、こちらの覚悟を試しているようだった。
「逃げられるのが一番困る。……返せなくなっても“逃げるな”、それが条件だ」
口調は穏やかだった。とはいえ、その言葉には明確な重さがあった。
ホストの独立に関わるリスクを、彼はすでに熟知しているのだろう。甘さは一切なかった。
「大丈夫です。必ず返します」
昇太は静かに、それでもはっきりと答えた。
そして、龍斗も続ける。
「“借りる”ってことは、後戻りできないってこと。だからこそ、それがいいんです」
その眼差しに、支援者の男は確かに何かを感じ取ったようだった。
不意の再会──真の支援者の登場
交渉の帰り道、兄弟の前に現れたのは、まさかの人物だった。
「やっと……その時が来たのね」
ゆりこ様だった。かつて店の上客であり、昇太と龍斗の成長を支えてきた女性社長。
「この子たちに“金の貸し借り”は似合わないわ。私は“出資”するだけよ」
そう言って、手元の書類に印を押す。条件は一切つけなかった。
「誠実さは、どんな保証より信じられるものよ。あなたたちが失わない限りね」
自分たちの“色”で勝負するために
支援は受けたが、それでも兄弟は迷わなかった。
「この借金も、支援も、すべて“旗”にする」
「そして、自分たちの色で勝負する。それが──オレたちの覚悟だ」
独立とは、ただ金を集めることではない。
“誰と歩むか”“どう返すか”──それこそが、未来を決める。
さらにその他の連載作品をご紹介します。
独立を目指すなら、資金調達だけでなく「経験と人脈」が重要。まずは信頼できる店舗で経験を積みませんか?
札幌・すすきので新しい世界へ!とはいえ未経験でも安心できる募集が多数
仙台・国分町で活気ある現場を体感したいなら、今がチャンス
全国のホスト求人情報をチェックしたい方は、
▶︎ ホスト求人ドットコム公式TOPページ をご覧ください。
