
ホストに必要な持ち物は“見えない気遣い”
ホストに必要な“持ち物”──
それは、単にスマホや名刺だけではありません。
身だしなみをしっかり整えた新人ホスト・ジンに、
教育係の直也が、ふと声をかける。
「よし、髪も服も完璧だな。けれど、あとは“持ち物”の準備が必要だ」
「持ち物……ライターとかですか?」
ジンが素直に問い返すと、直也はやや戸惑いながら、
しかし、小さく首を振った。
「まあ、それも大事だけど……とはいえ、もっと“命”に関わるやつがある」
そう言いながら、直也がジンに差し出したのは──
小さな白いタブレットの入ったケースだった。
「フリスクだよ。これは、ホストの命綱みたいなもんだからな」
一瞬、ジンはきょとんとした表情を浮かべた。
だが、その“意味”までは、すぐには飲み込めなかった。
フリスクがホストの“命”と言われる理由
「え、フリスクですか?」
「そう。これがないと、客に嫌われるぞ。というのも、口が臭いだけで、すべてが終わるからな」
ホストは、お酒を飲みながら、至近距離で会話する仕事だ。
たとえ香水をつけていても、あるいは整髪料がいい香りでも──口臭ひとつで、すべてが台無しになる。
「カッコイイのに、口くさいって……ネットに書かれたら、地味にダメージでかいぞ」
そう苦笑いした直也に、ジンもようやくその“意味”を理解し始めた。
「……たしかに、“見た目”だけじゃダメなんですね」
「そう。“準備”って、そういうとこまで含めて、初めてプロなんだよ」
そう言われてフリスクをひと粒、そっと口に含んだジンは──
この世界で“軽率さ”が通用しないことを、ようやく実感し始めていた。
新人ホストが覚えておくべき持ち物とは
ホストに必要な持ち物は、決してフリスクだけではない。
たとえば、香水や名刺、スマホ、さらには火力調整のできるライター──
そして何より、“気配り”という目に見えないアイテムも欠かせない。
名刺は、出会いの証であり、最初の信頼を築くツール。
スマホは、連絡手段であると同時に、客との絆を保つ“命綱”でもある。
香水は、第一印象を左右する“香りの武器”として働く。
そしてフリスクは、至近距離で戦うホストにとっての“最終防衛ライン”なのだ。
つまり──
それらすべてが、“一夜を乗り切るための装備”であり、
どれが欠けても、“プロ”とは言えない世界なのである。
「持ち物って、接客の“見えない準備”なんだな……」
つぶやいたジンのポケットには、しっかりとフリスクが収まっていた。
次の営業からは、それを忘れないようにする──それもまた、ホストとしての第一歩だ。
この話の原作4コマは
ホスト漫画ドットコム ホストな日々
「第21話 ホストに必要な持ち物」 に掲載中です!
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