ラスソン取りたいホストと煽りの真実【ホス狂第31話】

ラスソン取りたいホスト

ラスソン取りたいホストとのやり取り

ラスソン取りたいホストに「お待たせ、ごめんね」と声をかけられたとき、私は自然に笑って「おかえり、こう君。気にしないでいいよ」と返した。彼の姿を見ただけで安心できる自分に気づきつつも、心のどこかで今日もまた「煽られるのかな」と予感していた。

煽りの本音とお願い 

案の定、彼は少し真剣な表情で「なつにお願いがあるんだけど、今日ラスソン取りたいんだ。でも他の奴の方が売上良くて……シャンパン頼んでいい?」と切り出してきた。ラスソンとは、その日一番売上を作ったホストだけが歌える特権。彼らにとっては名誉であり、給料に直結する重要な瞬間だ。だからこそ「煽り」が必要になる。

私は心の中で「またか」と思いつつも、表情には出さずに「大丈夫、大丈夫」と笑顔で応えた。

ラスソン取りたいホスト でもラスソンは毎日ある!

彼の視線が揺れる中で、私は軽く肩をすくめ「明日取ればいいじゃん、ラスソンなんて。ラスソンは毎日あるでしょ」と冗談まじりに返した。確かに、ラスソンは一夜限りのものではなく、毎日繰り返されるステージだ。だから、今日だけにこだわる必要はないと私は思っている。

もちろん、彼らの仕事が「煽り」によって成り立っていることも理解している。どんなホストクラブのスレッドを見ても「煽りがきつい」と書かれているのは当たり前の話だ。煽らないホストクラブなんて存在しない。

飾りボトルとホス狂いのプライド

しかも煽りは単にラスソンのためだけではない。卓に飾りボトルが並ぶと、その場の見栄えが一気に華やかになる。それは担当ホストの評価を高めると同時に、私のようなホス狂いのプライドにも繋がる。「この卓は総額○○万円」と噂されるのも悪くない。だから時には煽られるのも、誇りの一部だとさえ思う。

ただ、それでも今日の私は「無理して応じる必要はない」と心の中で線を引いた。ラスソンを取れなかったからといって、彼の価値が下がるわけではない。むしろ、毎日頑張る彼の姿が私には一番の魅力だからだ。

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このお話の原作について

この話の原作4コマはホスト漫画ドットコム ホス狂い!!

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