ホスト 独立 資金調達 ─ 支援者たちの条件、信頼と契約【RD 第18話】

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ホスト 独立 資金調達 ─ 支援者たちの条件、信頼と契約 第18話

ホスト 独立 資金調達 独立を決意した昇太と龍斗は、夢を現実に変えるために動き出す。

ホスト 独立 資金調達の壁「1000万──最低でも、それくらいは必要だろうな」

昇太が唸るようにそう言った。
内装、設備、人材採用、広告、ライセンス取得──つまり、ホストクラブを一軒立ち上げるには、思った以上に金がかかる。

「売上ナンバー1・2でも、開業資金となると話は別か……」

龍斗も資料をめくりながら、それでも苦笑する。
だがしかしここまで来て引き返すつもりはなかった。むしろ、借金すら“覚悟の証明”と捉えるしかない。

ヒロの紹介者──金融会社との対面

「紹介する。ただし、条件は一つ。“逃げるな”ってことだ」

ヒロに連れられて、兄弟はとある金融会社の男と会う。
柔らかな口調とは裏腹に、その目には、明らかに“計算と警戒”が混在していた。

「ホストが独立?……確かによくある話だ。だが、返済はビジネス。甘えは通用しない」

それでもなお、二人は引かなかった。
むしろ、借りることよりも──「返すこと」に覚悟を決めたのだった

信用と条件──支援者との交渉

ヒロが連れてきた金融業の男は、物腰こそ柔らかい。

しかしながら、その目は鋭く、こちらの覚悟を試しているようだった。

「逃げられるのが一番困る。……返せなくなっても“逃げるな”、それが条件だ」

口調は穏やかだった。とはいえ、その言葉には明確な重さがあった。

ホストの独立に関わるリスクを、彼はすでに熟知しているのだろう。甘さは一切なかった。

「大丈夫です。必ず返します」

昇太は静かに、それでもはっきりと答えた。

そして、龍斗も続ける。

「“借りる”ってことは、後戻りできないってこと。だからこそ、それがいいんです」

その眼差しに、支援者の男は確かに何かを感じ取ったようだった。

不意の再会──真の支援者の登場

交渉の帰り道、兄弟の前に現れたのは、まさかの人物だった。

「やっと……その時が来たのね」

ゆりこ様だった。かつて店の上客であり、昇太と龍斗の成長を支えてきた女性社長。

「この子たちに“金の貸し借り”は似合わないわ。私は“出資”するだけよ」
そう言って、手元の書類に印を押す。条件は一切つけなかった。

「誠実さは、どんな保証より信じられるものよ。あなたたちが失わない限りね」


自分たちの“色”で勝負するために

支援は受けたが、それでも兄弟は迷わなかった。

「この借金も、支援も、すべて“旗”にする」

「そして、自分たちの色で勝負する。それが──オレたちの覚悟だ」

独立とは、ただ金を集めることではない。
“誰と歩むか”“どう返すか”──それこそが、未来を決める。

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