ホスト続ける理由─それでも俺はホストをやめない 【NB 第20話】

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ホスト 続ける理由20話

ホスト 続ける理由 自分だけが取り残された気がした夜。

「なんで俺は、ここにいるんだろう」鏡に映る自分を見つめながら、ジンはため息をついた。一方、先輩のレンはナンバーに入り、後輩たちも着実に成長している。それなのに自分だけがどこにも届かず、どこにも選ばれていない気がする。

同じように笑い、同じように努力してきたつもりだった。しかし、指名が入らない日が続くと、その“差”だけが大きく見えてくる。


ホストを続ける意味が、わからなくなる瞬間

「向いてないのかな」あるいは「いっそ辞めた方が楽なのかも」

そんな考えが、ふと頭をよぎる。
けれど──それでも、どこかで踏みとどまってしまう。

なぜなら、“ホスト 続ける理由”が、どこかにまだ残っている気がするからだ。
悔しい夜も、孤独な朝も、何度も繰り返した。
それでも今日も、スーツに袖を通してネオンの街へ出て行く。


誰かの言葉が、明日を支えてくれる

「ジンくん、また来たよ」
ふとした瞬間、そう言ってくれるお客様がいた。
何気ない言葉だった。でも、確かに救われた。

ホストという仕事は、毎日が不安定だ。
売れる保証も、明日がある保証もない。
だからこそ、ちいさな希望を信じるしかない。

指名が一件もなかった日でも、“帰りたくない”という誰かの心に寄り添えたなら、
その夜は“ゼロ”じゃなかったのかもしれない。


ホスト 続ける理由──それは、昨日の自分に負けないこと

選ばれることだけが、すべてじゃない。
他人と比べて落ち込むより、昨日の自分より一歩だけでも進んでいればいい。

それが、ジンのたどり着いた“ホスト 続ける理由”だった。

この仕事を選んだのは、自分だから。
逃げたくなっても、逃げないことを選びたい。

ネオンに照らされた街を見ながら、
ジンは今日も扉を開ける。

その一歩が、また次の未来をつくっていく。

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